裁判所の正体:瀬木比呂資志&清水潔の新書朗読&文字お越し③最高裁長官と事務総局がもつ絶大な権力
裁判所の正体:…新書朗読&文字お越し②最高裁のヒエラルキー
つづき
本題である、朗読動画の文字お越しは、ツイキャス動画の下に記述します。
関連既出記事抜粋
日本最大の伏魔殿=最高裁事務総局の裁判官人事権が元裁判官により暴露小説化
~瀬木比呂志さん著書:黒い巨塔~
【ツイキャス動画にアップされた画像】は、山崎康彦氏のブログでも、説明。
香川県弁護士会創価に嵌められた生田輝夫弁護士の補佐役でもあった山崎康彦氏のブログ=杉並からの情報発信です ……2017.06.05記事
【YYNewsLive】
■日本国憲法第7条『天皇の国事行為』の第2項『国会を召集すること』と第3項『衆議院を解散すること』の規定は『天皇の国事行為』ではなく『天皇の政治行為』そのものである!
http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/3f0a1dace3139446b27b14254f414099
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【ツイキャス動画】
日本国憲法第7条『天皇の国事行為』の第2項『国会を召集すること』と第3項『衆議院を解散すること』の規定は『天皇の国事行為』ではなく『天皇の政治行為』そのものである!
57:54 http://twitcasting.tv/chateaux1000/movie/377793535
④最高裁判事15人の出身分野(現在)
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【朗読&文字お越し】 3回目
新潮社
司法の独立は嘘だった! 元エリート裁判官に伝説の事件記者が切り込む。
http://www.shinchosha.co.jp/book/440503/ より、抜粋
裁判所の正体ー法服を着た役人たち:朗読&文字お越し③
第2回 (2017.06.02)
第7章 最高裁と権力 P292~336
最高裁長官と事務総局がもつ絶大な権力 P304~306
ツイキャスの朗読は、22:10~29:26
対談形式(敬称省略)
清水潔(しみずきよし)
第7章 最高裁と権力 ④裁判官が国の弁護士に?――三権分立は嘘だった
に、つづく
つづき
本題である、朗読動画の文字お越しは、ツイキャス動画の下に記述します。
関連既出記事抜粋
日本最大の伏魔殿=最高裁事務総局の裁判官人事権が元裁判官により暴露小説化
~瀬木比呂志さん著書:黒い巨塔~
【ツイキャス動画にアップされた画像】は、山崎康彦氏のブログでも、説明。
香川県弁護士会創価に嵌められた生田輝夫弁護士の補佐役でもあった山崎康彦氏のブログ=杉並からの情報発信です ……2017.06.05記事
【YYNewsLive】
■日本国憲法第7条『天皇の国事行為』の第2項『国会を召集すること』と第3項『衆議院を解散すること』の規定は『天皇の国事行為』ではなく『天皇の政治行為』そのものである!
http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/3f0a1dace3139446b27b14254f414099
①2017.06.05(月)朝、山崎康彦氏のグーグルアカウントが突然停止
グーグルに買収されていた You Tube の動画500~1000本全面削除!
②日銀総資産の推移 (東京新聞記事より)
③首都大学東京 木村草太教授
マスコミや護憲派市民運動家たちが『護憲派憲法学者』と呼ぶ37歳の首都大学東京:木村草太教授はこの日本国憲法第7条3項の規定をもって、『首相には衆議院の解散権がある』と全く誤った言説を振りまき安倍晋三自公政権のファシスト独裁政治を後ろから支援しているのである。
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【ツイキャス動画】
日本国憲法第7条『天皇の国事行為』の第2項『国会を召集すること』と第3項『衆議院を解散すること』の規定は『天皇の国事行為』ではなく『天皇の政治行為』そのものである!
57:54 http://twitcasting.tv/chateaux1000/movie/377793535
④最高裁判事15人の出身分野(現在)
⑤裁判所の正体:瀬木比呂資志&清水潔の新書
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【朗読&文字お越し】 3回目
新潮社
司法の独立は嘘だった! 元エリート裁判官に伝説の事件記者が切り込む。
http://www.shinchosha.co.jp/book/440503/ より、抜粋
第7章 最高裁と権力
最高裁の統制の方法/最高裁のヒエラルキー/最高裁長官と事務総局がもつ絶大な権力/裁判官が国の弁護士に?――三権分立は嘘だった/最高裁判例に拘束力はない?/日本の官全体の劣化/最高裁と時の権力の関係/「憲法の番人」ではなく「権力の番人」/最高裁判事の人事から見える構造の根深さ
裁判所の正体ー法服を着た役人たち:朗読&文字お越し③
第2回 (2017.06.02)
第7章 最高裁と権力 P292~336
最高裁長官と事務総局がもつ絶大な権力 P304~306
ツイキャスの朗読は、22:10~29:26
対談形式(敬称省略)
清水潔(しみずきよし)
最高裁自体の話でいくと、もう1つ司法行政の部分がありますね。
瀬木比呂志(せぎひろし)
この会議が、司法行政をコントロールするという建前になっているんです。これは、できた当時の裁判所法がアメリカ法の影響を受けているからからではないかと思うのです。要するに、裁判官全員で構成する会議、大学の教授会みたいなものですね。それがやるのであって、独裁的な長官とか所長とかそういう人がやるんじゃないという思想がここに表れているんです。
清水
はい、裁判官会議というのは高裁や地裁にもありますね。
瀬木
そうすると、実際には最高裁判長官がただ1人、司法行政部門の権力を独占してしまうのです。この権力というのは、ある意味で日本最高の濃密な権力かもしれません。つまり、対抗者のない権力。
清水
これも、表に出てこない話ですね。
瀬木
今の安倍晋三首相のように、かなり問題のある方向で独裁的なやり方をしようとするような人もいますが、一般的には日本の市長というのはそんなに権力はなくて調整役ですよね。
それに比べると最高裁長官というのは、かなりの期間に渡って裁判所及び裁判官に対して徹底的な権力を振るえるので、ある意味では凄く濃密に権力が集中しているのです。
清水
なるほど。
瀬木
重要なのは、その中で事務総局が圧倒的なチカラを持っているという事です。その長が事務総長で、これは最高裁長官直属の部下といって良い。つまり、人事局の意向を受けて司法研究所は裁判官の選別とか研修をやっている。学者的な要素が殆どない。
清水
そうやって、日本の司法全体をコントロールしているわけかですか?
瀬木
そして事務総局の中には人事局/経理局/総務局/秘書課/広報課/情報政策課/民事局/行政局/刑事局/家庭局という、これだけの局と課がありますが、純粋行政系セクションが人事局から情報政策課までですね。普通の官庁の、いわゆる官房系と思えば良い。そして民事局から家庭局までが、事件系のセクション。いちばんチカラを持っているのが、人事局と経理局です。
清水
この辺りは、一般企業と似たイメージですね。組織内で、この2つを押さえたら絶対的に強いです。
瀬木
まったくその通りです。日本のかいきごう?(聞き取り不能)が弱くなった。つまり、一つの原因は想像力・想像力・想像力・クリエーションですね。イマジネーションとクリエーションに乏しい人事系/経理系の人間が偉くなるようになったからであり、マスメディアにもその傾向がありますね。続いて権力があるのは、総務局かな。つまり、広報課長がやっている事なんていうのは、ほぼ最高裁長官がやっている事だと思って間違いない。その事を踏まえないマスメディアが取材をして、実際には広報課の下請けに等しい報道をやっているという事が極めて多いのです。この権力の、縦の繋がりを見る必要があります。ジャーナリストなら、その事をよく知っておくべきです。
清水
報道と広報は似て非なるもの、というのが私の持論なんですが、やっぱりその通りでしたね。構造が見えないと、何を書かせるかも解りません。
(つづく)
著者プロフィール
瀬木比呂志 セギ・ヒロシ
1954(昭和29)年、愛知県生れ。東京大学法学部卒。
1979年より裁判官。 東京地裁、最高裁等に勤務。 米留学。
2012(平成24)年、明治大学法科大学院教授に転身。
2017年度中は滞米在外研究。
著書に『絶望の裁判所』『ニッポンの裁判』(各講談社現代新書)、
『リベラルアーツの学び方』(ディスカヴァー21)、
『黒い巨塔 最高裁判所』(講談社)の他、
筆名(関根牧彦)による4冊の書物と、
『民事保全法〔新訂版〕』『民事訴訟の本質と諸相』
『ケース演習民事訴訟実務と法的思考』(各日本評論社)等の専門書がある。
『ニッポンの裁判』で第2回城山三郎賞を受賞。
清水潔 シミズ・キヨシ
1958(昭和33)年、東京都生れ。 ジャーナリスト。
新潮社「FOCUS」編集部を経て、日本テレビ報道局記者・解説委員。
2014(平成26)年、『殺人犯はそこにいる――隠蔽された北関東
連続幼女誘拐殺人事件』で新潮ドキュメント賞、
日本推理作家協会賞(評論その他の部門)を受賞。
同書は2016年に「文庫X」としても話題になる。
著書に『桶川ストーカー殺人事件――遺言』(新潮文庫)、
『騙されてたまるか――調査報道の裏側』(新潮新書)、
『「南京事件」を調査せよ』(文藝春秋)がある。
瀬木比呂志 セギ・ヒロシ
1954(昭和29)年、愛知県生れ。東京大学法学部卒。
1979年より裁判官。 東京地裁、最高裁等に勤務。 米留学。
2012(平成24)年、明治大学法科大学院教授に転身。
2017年度中は滞米在外研究。
著書に『絶望の裁判所』『ニッポンの裁判』(各講談社現代新書)、
『リベラルアーツの学び方』(ディスカヴァー21)、
『黒い巨塔 最高裁判所』(講談社)の他、
筆名(関根牧彦)による4冊の書物と、
『民事保全法〔新訂版〕』『民事訴訟の本質と諸相』
『ケース演習民事訴訟実務と法的思考』(各日本評論社)等の専門書がある。
『ニッポンの裁判』で第2回城山三郎賞を受賞。
清水潔 シミズ・キヨシ
1958(昭和33)年、東京都生れ。 ジャーナリスト。
新潮社「FOCUS」編集部を経て、日本テレビ報道局記者・解説委員。
2014(平成26)年、『殺人犯はそこにいる――隠蔽された北関東
連続幼女誘拐殺人事件』で新潮ドキュメント賞、
日本推理作家協会賞(評論その他の部門)を受賞。
同書は2016年に「文庫X」としても話題になる。
著書に『桶川ストーカー殺人事件――遺言』(新潮文庫)、
『騙されてたまるか――調査報道の裏側』(新潮新書)、
『「南京事件」を調査せよ』(文藝春秋)がある。
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裁判所の正体:瀬木比呂資志&清水潔の新書朗読&文字お越し④第7章 最高裁と権力 ④裁判官が国の弁護士に?――三権分立は嘘だった
に、つづく