庄 I A : 庄内とけちゃま中央情報局のブログ

んだんだ脳炎などのアナログ通信からデジタルに移行した基地外のブログです。 ついでに、多重人格者(えっ!私だけなんですかねえ?)

裁判所の正体:瀬木比呂資志&清水潔の新書朗読&文字お越し④裁判官が国の弁護士に?~三権分立は嘘だった(前半)

裁判所の正体:…朗読&文字お越し③最高裁長官と事務総局がもつ絶大な権力 
つづき
本題である、朗読動画の文字お越しは、ツイキャス動画の下に記述します。


関連既出記事抜粋
日本最大の伏魔殿=最高裁事務総局の裁判官人事権が元裁判官により暴露小説化 
 ~
瀬木比呂志さん著書:黒い巨塔~



香川県弁護士会創価に嵌められた生田輝夫弁護士の補佐役でもあった山崎康彦氏のブログ=杉並からの情報発信です
……2017.06.08記事より、文字数制限のため途中まで編集抜粋
【YYNewsLive】
我々は世界と日本を支配し搾取する『世界支配階級』の正体と『支配と搾取の基本構造』を知らなければ現在世界と日本を襲っている不幸と悲劇は永遠に根絶できない!(1/2) 

①昨夜水曜日の【仏に日語放送】の録画をDailymotionにもアップしました!
ロスチャイルド世界革命行動計画』の根拠となったユダヤ教秘密経典『タルムード』とは何か?
44:30 http://www.dailymotion.com/video/x5phttr 

②今週土曜日(2017.06.10)午後4時から金融政治経済研究家天野統康さんの日本海賊TVの番組【通貨システムからみたニュースの裏側】にゲスト出演します。
副題は『市民革命政権の実現のための施策』です。
1)当日の番組はツイキャスでライブ中継しますのでご覧ください。
http://twitcasting.tv/chateaux1000/show/ 

2)【日本海賊TV】での配信は翌日月曜日(2017.06.11)午後10時5分からの予定です。
https://www.youtube.com/channel/UCxpb10gvj4BEDsHc2KKOl5w 

New!☆今日の重要ブログ記事再掲
山口県の【利権・特権を拒否する闘う賢明なフツーの市民】は【田布施マフィア】の地元応援勢力40万人を突き崩し解体する戦いを今すぐ開始すべきだ!

2015.07.22 ブログ『杉並からの情報発信です』
http://linkis.com/blog.goo.ne.jp/yampr/IAEci 

山口県からは、安倍晋三高村正彦河村建夫岸信夫の4人の自民党衆議院議員が選出されている。
彼らは、明治維新から現在まで続く【日本国民を支配し搾取する基本構造=でっち上げ天皇制と田布施システム】の正当後継者であり【田布施マフィア】の司令塔なのだ。

彼ら【田布施マフィア】の司令塔4人は、地元の安倍晋三支持者と自民党支持者に加えて、公明党=創価学会選挙協力によって全選挙区で毎回10~12万票を獲得して他を圧倒している。

しかし、憲法違反、憲法破壊、民意無視、売国、国民資産横領を繰り返す犯罪者集団である【田布施マフィア】全員を当選させ国政に送り込んできた山口県選挙民40万人の罪はとてつもなく重いのだ!

彼らは、ファシスト安倍晋三を日本の最高権力者に押し上げ、安倍自公政権を成立させ、日本国憲法を戦前の大日本帝国憲法に差し替えて【天皇制】と
大日本帝国】の復活を許し、平和国家日本を戦争国家目指す【安倍晋三ファシズム独裁】を許した責任があるのだ!

【資料:2014年12月20日投開票第47回衆議院選挙結果】

  画像のみ、伊達直人氏のアメブロ より拝借

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各画像 拡大ボタン ↑


①山口4区(下関市長門市)
 安倍晋三 100,829 票
②山口1区 (山口市)
 高村正彦 120,084 票
③山口3区
 (宇部市萩市山陽小野田市美祢市山口市(旧阿東町域)、阿武郡)
 河村建夫 93,248 票
④山口2区
 (下松市、岩国市、光市、柳井市周南市(旧熊毛町域)、大島郡、玖珂郡、熊毛郡)
 岸信夫(実弟) 96,799

(終り)

以下、文字数制限の都合で省略。 
朗読の文字お越しのみ、ツイキャス動画の下につづく

ツイキャス解説動画】

我々は世界と日本を支配し搾取する『世界支配階級』の正体と『支配と搾取の基本構造』を知らなければ現在世界と日本を襲っている不幸と悲劇は永遠に根絶できない!(1/2)

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1:32:01 http://twitcasting.tv/chateaux1000/movie/378446496 



【朗読&文字お越し】 4回目
新潮社
司法の独立は嘘だった! 元エリート裁判官に伝説の事件記者が切り込む。
http://www.shinchosha.co.jp/book/440503/ より、抜粋

第7章 最高裁と権力
最高裁の統制の方法/最高裁ヒエラルキー最高裁長官と事務総局がもつ絶大な権力/裁判官が国の弁護士に?――三権分立は嘘だった最高裁判例に拘束力はない?/日本の官全体の劣化/最高裁と時の権力の関係/「憲法の番人」ではなく「権力の番人」/最高裁判事の人事から見える構造の根深さ

裁判所の正体ー法服を着た役人たち:朗読&文字お越し④
第4回 (2017.06.06)
第7章 最高裁と権力 P292~310
 
裁判官が国の弁護士に?――三権分立は嘘だった前半 P306~310
 ツイキャス
の朗読は、20:58~31:27 


対談形式(敬称省略)

清水潔(しみずきよし)

裁判官が国の弁護士に三権分立は嘘だったと。
お話を伺っていて、最高裁による統制や権力志向というのは解ってきましたが、何故そこまで最高裁が行政寄りになるかという部分が腑に落ちません。
何かシステム的な問題があるのか、そこを整理したいのですが。
まず三権分立の話で言うと、行政の中に法務省があり、また法務省も特別の機関として検察庁が浮かんできます。
この法務省検察庁と裁判所の関係の関係というのは、どうなっているんでしょうか?

瀬木比呂志(せぎひろし)
まず、検察と法務省の関係から説明しますと、
裁判所では、最高裁長官と最高裁事務総局が裁判官を統制しています。
この最高裁事務総局と同じような役割を果たしているのが、法務省本庁だと思っております。
検察官の中のエリートが、また裁判所から出向してきて、一時的に検察官になった人たちが法務省本庁に行って民事・刑事の立法関係、民事の訟務(しょうむ)関係、それから戸籍や登記みたいな仕事も含めて統括しています。
刑事関係は元々の検察官、民事関係は裁判官から出向した検察官。
彼らが現場の検察官や法務局といった法務省の職員を統制している。
そう、統制というよりも、これは行政だから直接的な指示・命令関係ですけどね。
最高裁の場合は本来、裁判官は独立のはずですから、この対談でも統制と言っているわけです。
法務大臣というのは、昔からなりたがる人がいない。
それは、法務省というのは実際には検察官、それから、裁判所から出向してきた裁判官たちが完全に押さえきってしまっていて、大臣の権限が殆どない役所だからなんです。

清水
大臣は死刑の判子を押すだけみたいな事を、よく言いますよね。

瀬木
確かに、法務大臣が判子を押さないと刑の執行はできないのですけど、それもお膳立てしているのは検察官です。
そういう面から見れば、法務大臣というのは自分でできる事の範囲が非常に狭い大臣ですね。
専門家集団のトップに、彼らから素人と言われるような人が座っているけれども、その人がよほど勉強していなければ何もできないですからね。

清水
法務省の職員や司法試験に受かっている人は、かなり多いわけですか?

瀬木
公務員試験に受かって法務省で働いてる人も、勿論かなりいますが、法務省というのは司法試験を受かっている人たちが圧倒的に押さえてしまっているのが司法庁です。
公務員試験だけをとっていても、上の方へは行けないです。

清水
じゃ、上層部は圧倒的に司法試験通過者って事ですよね?

瀬木
そうです。
要するに、法律家であるところの検察官と裁判官が牛耳っている役所です。
かつ、行政訴訟でも各省とも法務省に頼らざる負えません。
自分たちが、勝たせてもらうために法務省の訟務(しょうむ)検事たちの指導に従って各省とも訴訟の準備をするわけです。

清水
つまり、自分たちの役所が訴えられた場合という事ですね?

瀬木
訴訟というのは、今の世の中では、やはり行政庁にとって一番恐い事の1つですから。
そこで頼らなければいけないという意味で、法務省財務省とはまた別の隠然たる裏側の権力の権力を持っているわけです。
だから、検察というのは非常に強い組織です。
対立してる時には。

清水
検察は法定外、例えば霞が関界隈でもそんなチカラがあるんですね。

瀬木
昔から戦後、検察官のなり手があまりなかった時代から、検察は実は隠然たるチカラを持っていました。
とういのは、起訴の権限という非常に強烈なものを一手に握っているからです。
また、検察のOBたちが現役グループに対してチカラを持っていて、かつ、OB中枢は政治の中枢とも繋がっています。
刑事関係を押さえているのに加えて、訴訟を通じて各省庁に対しても睨みが効いている。
だから検察というのは法務省を押さえている事で、実際に見えている以上に強力な権限を握っていると思います。

清水
凄いですね。
そんな構造になっているんですか?

瀬木
前にも裁判所から法務省に出向する裁判官の話が出ました。
これが一般の人には解りずらいのですが、最高裁の頂点としたピラミッド構造の裁判所というシステムがありますよね。
その中から法務省に行く。
この2つの構造が、よく解らないのです。

瀬木
これは、最高裁判所法務省の間の人事交流ですね。
これについては、昔から批判されています。
特に刑事裁判官と検察官の交流、いわゆる判検交流のうちの刑事です。
これはあまりにも問題が大きいという事で、ついに廃止されたんですけど。

清水
檀上で法服を着ている人の前職が、検察官という事ですか?
それは、さすがに酷過ぎますね。

瀬木
ええ。
ただ、民事については実際問題として検察官にできるかというと、検察官は刑事(訴訟)しかやらないので、民事の難しい行政裁判とか国家賠償請求事件については弁護士としての役割を果たせないんですよね。
それでけっきょく裁判官が、執行してやるという制度になっていて、これは今も続いています。

清水
つまり、役所が訴えられた場合、その弁護士は実は裁判官がやっているという事ですね。

瀬木
はい。
法務省の中の民事系のセクションのうち法務局、つまり法廷の仕事をする訟務局。
つまり、法廷の仕事をする局が統括しています。
その下に、各地方法務局、そういうセクションが働いている人たちの中核は民事系の裁判官が出向してやっているという事です。
民事系の裁判官が一時的に、或いはけっこう長い間出向する法務局人事系もそうですね。
で、今の寺田最高裁長官なんかは、もうずっと法務省にいた人です。

清水
前提が混乱いてきたんですが、そもそも裁判所と法務省はまったく別の組織のはずですよね?

瀬木
まったく別です。

清水
しかし、結果からするとグチャグチャになっているんですけど。
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瀬木
本来は、三権分立の別々のセクションです。

清水
分立してるのが、本来の姿でしょう。

瀬木
そうです。
法務省は、行政庁の1つですからね。
尚、法務省で実際に権力を握っているのが誰かと言えば、生え抜きの検察官です。
検察官が、法務省では一番チカラを持っていますして、刑事局・民事局という代表的な2局の中でも刑事局の方がチカラが強い。
立法なんかでも民事と刑事と両方できると、刑事が優先で審議される事が多いのはそういう事なんです。

清水
検察官も、本来は独任かんちゅうじゃないんですか?

瀬木
あれはもう、建前だけですよね。
裁判官と違って、その事は普通の人でも想像がつくし。

清水
ということは、裁判所というピラミッドがあって、法務省があって、検察も本来分立してるわけですよね。
だけど実際は、人はそうとうダブっているっていうか、行き来がある。

瀬木
そうですね。

清水
なるほど、これは変な事になってきましたね。

瀬木
清水さんの疑問をまとめると、三権の1つである裁判所と三権の1つである行政の一部である法務省との間で密接に交流をやってきたらおかしくないか?という事ですね。

清水
という素朴な疑問のつもりなんですよ。

(つづく)


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著者プロフィール
瀬木比呂志 セギ・ヒロシ

1954(昭和29)年、愛知県生れ。東京大学法学部卒。
1979年より裁判官。 東京地裁最高裁等に勤務。 米留学。
2012(平成24)年、明治大学法科大学院教授に転身。
2017年度中は滞米在外研究。
著書に『絶望の裁判所』『ニッポンの裁判』(各講談社現代新書)、
リベラルアーツの学び方』(ディスカヴァー21)、
『黒い巨塔 最高裁判所』(講談社)の他、
筆名(関根牧彦)による4冊の書物と、
民事保全法〔新訂版〕』『民事訴訟の本質と諸相』
『ケース演習民事訴訟実務と法的思考』(各日本評論社)等の専門書がある。
『ニッポンの裁判』で第2回城山三郎賞を受賞。



清水潔 シミズ・キヨシイメージ 8
1958(昭和33)年、東京都生れ。 ジャーナリスト。

新潮社「FOCUS」編集部を経て、日本テレビ報道局記者・解説委員。
2014(平成26)年、『殺人犯はそこにいる――隠蔽された北関東
連続幼女誘拐殺人事件』で新潮ドキュメント賞
日本推理作家協会賞(評論その他の部門)を受賞。
同書は2016年に「文庫X」としても話題になる。
著書に『桶川ストーカー殺人事件――遺言』(新潮文庫)、
『騙されてたまるか――調査報道の裏側』(新潮新書)、
『「南京事件」を調査せよ』(文藝春秋)がある。



次回の予定
裁判所の正体:瀬木比呂資志&清水潔の新書朗読&文字お越し
第7章 最高裁と権力
⑤裁判官が国の弁護士に?~三権分立は嘘だった後半

に、つづく