庄 I A : 庄内とけちゃま中央情報局のブログ

んだんだ脳炎などのアナログ通信からデジタルに移行した基地外のブログです。 ついでに、多重人格者(えっ!私だけなんですかねえ?)

ただ今、季節労働支援中6

ただ今、季節労働支援中5 のつづきです。

鴨子が280羽全滅となり、農道側圃場に5羽残っただけでした。(画像左)
ヒエ取り作業に至った圃場(画像右) 
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【あれからの変化】
昨日は、引き続き農場主と2人でヒエ取り作業。
両手でまるで犬かきのようにヒエ取りするプロの農場主には敵いません。
私は10年ぶりくらいのヒエ取り手作業で、それ自体の経験年数も浅いです。
奈良県在住の川口由一式不耕起自然農法の真似事での経験は10数年前に3年ほどありますがね。
農場主と知り合いになったのは、川口式自然農講演会&ドキュメンタリー映画を企画した時から。
膝まづいて、草をカマで刈って条間・株間に敷き詰める作業の方が、中腰にならないだけでも楽でしたが、まあ田んぼの様子がまるで違う泥田だと、かがむワケにもいかない。
私も泥田で犬かきヒエ取りを真似てみましたが、長くは続かず前進する度に根張りが良くて抜けないほどの成長ぶりなので、途中から断念。
4条ずつでヒエ取り前進だが、1日1往復できまへん。片道プラス少々です。
右側画像でも解る通り、画像手前と後方は鴨の働きで草がほとんどおがっていません。
おがっているところから始めたにも係わらず、見ての通り完了したのは右画像中央部の通り。
両サイドは水面が見えません。 
2人でやってこんな進行状況だもんだから、ウナリ声を上げながらの作業。
農場主さんも、10時過ぎには、
「ダメだ、こりゃ、エンジン付き除草機を買う」
と言いだしてJAにカタログ取り寄せの電話に行きました。
ああ、また借金かあ! そんなに贅沢しているワケでもないのに、何から何までめじょけねの~~~
除草機を押してもできるのは条間だけです。 しかも機械作業で稲の側近は取り残します。
機械でできない株間と条間の取り残しは手作業ですが、毎日手取りヒエ取りだと覚悟していたので、なんか気が抜けた感じ。
それに農場主は、あちこち忙しい。
この日の午後から生協組合員が無農薬紙マルチ農法圃場の見学会に来るというので、ヒエ取りをするかしないかは私に任されました。 どっとみちここまで草が伸びると手に負えない。
気も抜けたし足腰パンパンなので、午後からは息子さんに頼まれた事をする事になりました。
1.狼の天然おしっこを弁当用醤油パック40個ほどに詰めてネット支柱20M沖にぶら下げる作業
2.きつねに切られたテグスの回収作業もしくは繋ぎ直しと点検。(鴨にテグスが絡む危険がある)

草取り作業中に、いつのまにか息子さんは知り合いの鴨子農法家から鴨を無料で90羽譲り受けてきて早速7枚の圃場に放していました。
被害に合わずに上手くいっている方でも、いつまでも同じ羽数だと逆に稲がなぎ倒されるから鴨の間引きをするそうです。
別の知り合いからも、後日15羽いただけるようでした。
鴨280羽そっくり補てんでなくて、少しは不幸中の幸いになったかな?

一般の慣行栽培だと即効性のある化成肥料を使うから見た目は成長も早いが、有機肥料は即効性がなく長く効くという特性があります。
だから、現段階では稲の成長が遅いし、成長しつつある鴨に稲がなぎ倒される危険性やタイミングもなかなか難しいもんだなあ。。。

と言う事で、本日と明日はお話合いの末に休みとなりました。
本日農場主は、別の集まりで1日不在という事もあり。
これが集落の現実でもあり、農業の現実でもあり、産直農業お付き合いの現実でもあり、はたまた作業に集中できない現実にも収入減の現実にも繋がっています。
そんな事もある程度承知していたので、鴨全滅で回収作業に追われた日だけは、
自己申告時給¥800×1日分はしない事にしました。
毎日、帰宅時に
「カレンダーさ作業時間、付けとけの~!」
と言われているんですが、儲からない無農薬経営で手当てを払うだけでも大変ですからねえ!
欲しいものは、特にないと思って長年経過したワケだし、まあいいか

なおかつ、TPPなんてふざけるな! 安部坪三偽総理

あっ、そうだ! 先日は農場主さんが農事組合法人のお仲間5人と【(仮名)TPP反対山形の乱】に参加したんだっけ。
コシミズさんのブログ記事でも取り上げていました。
中々、そこまで気が回らないまま参加したようでした。